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爪が割れる対策【その2】爪を道具として使わない
つい先日テレビ番組を観ると、お医者様が
番組のゲストの方々に爪のお話をされていました。
そして、思いました。
私たち(爪専門の仕事をしている人)が当然のように知っている爪の知識を、一般の方々は知らないんだなと。
爪が死んでいる細胞だということを知らない..
マニキュア(ポリッシュ)を塗ると、爪が呼吸できないと思っている..
改めて、爪については知られていないんだと再認識させられました。
しかし爪は、私達のカラダと生活に密着した存在で、指先に爪があったから現代文明は発達したとさえ言われている大切なカラダの一部です。
人間のカラダの四肢末端には、20本の爪があるわけですから、爪の状態によっては不快感を感じる場合や爪の病気の場合もあるわけです。
なので爪の健康面からもあなたの大切なネイルを見ていただけるように
お話しさせていただけたらと思います。
爪は、指先の保護をするために存在している
爪をカッターナイフのように梱包された箱を開けるときに使ったり
リングプルを開けるときに使ったりシールをはがすときに使ったりなど..
されてはいらっしゃいませんか?
今日から、爪で行っていた行為はすべて、爪ではなくて何か道具を使って行いましょう。爪は当然なのですが、道具ではありませんので。
「爪が割れやすい」という場合には、
原因が色々考えられることはお話ししましたが、
『爪を使う生活習慣』もまた、原因のひとつです。
爪は、人間が道具として使うためよりも
指先の保護をするために存在しているのです。
爪を短く切り過ぎない
爪の伸びた部分(フリーエッジ)が気になって、(汚れが入るという理由で)いつも短く切っている方は、そんなに爪は使っていないのかもしれません。
しかし、これもネイル環境としてはNGです。爪本来の『指先の保護』ができなくなってしまうからです。『指先の保護』をするための爪が短い(長さが足りない)ためにしかたなく、指先が『爪の代役』をすることになります。
そうすると、指先は硬くなり、ふっくらと太い形になってしまいます。
爪が指先を保護できるように短く切りすぎないことも大切です。
ただ、例外も多く、
爪を使わなければならない場合も多々あります。
グラスネイルで爪を硬く補強して、ギター演奏をされているギタリストは、おもいっきり爪を使います。爪で演奏する奏法上、爪は大切な演奏道具になります。
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