血行不良による爪の弱さと爪の成長速度について

身体の中には血液が巡っていて
四肢末端までの血液の巡りが悪くなると
血行不良が生じ冷え性となってしまう場合があります。

爪は四肢末端に存在するため
血行や血流とも密接な関係があります。

爪甲自体は透明無色ですが
爪が白っぽく見えたり
又は、爪がピンク色に見えたりすることがあります。

これは、爪床部の血行や血流を反映している
と言われています。

ですので、血行や血流が良い時は爪がピンク色になり
爪が白っぽいと血行や血流が悪いことが考えられます。

寒い時、手が悴んで手を擦り合わせて
暖を取ろうとするときの爪色は白っぽい
というご経験のある方もいらっしゃいますよね。

体内の血行や血流が良くなると
爪の色がきれいなピンク色になり
新陳代謝が活発になります。

そうすると、爪が早く成長するようになり
栄養の浸透の改善も見られることから
健康な爪の為には血行や血流を良くすることも大切なことと言えます。

爪の血行や血流をよくするためには？

下記ページをご参考ください。

爪は日々伸びていますが
手の爪と足の爪の伸びる速さは違います。

・通常は、足の爪より手の爪の方が伸びるのが速いです。

爪の成長速度

【手爪】

一日約0.1mm～0.15mm
一ヶ月約3mm～4.5mm

【足爪】

一日約0.07mm～0.08mm
一ヶ月約2.1mm～2.4mm

爪が近位から遠位に伸びるには
個人差がありますが、3ヶ月～6ヶ月程度かかります。
（※近位→心臓に近い位置・遠位→心臓から遠い位置）

血行不良による爪の弱さと爪の成長速度について

足の小指の爪が小さい場合は

足爪が手爪より成長が遅い
指が小さいため血流が少ない
靴による爪への圧迫がある
等の原因により

小指の爪が成長しにくくなっていることが考えられます。

足爪は爪の病気が原因で

爪が割れる
爪が欠ける
二枚爪
などになり

伸びにくくなっていることもありますので
気になる場合は専門医を受診されることを
お勧めいたします。